| 欧州文化首都タリン2011 |
会田誠氏による作品
「第15回タリン・プリント・トリエンナーレ」は、現代美術における「グラフィック・アート/プリント・アート」の発展をめざし、1968年より継続して開催されている美術展です。欧州文化首都タリン2011における現代アートプログラムのひとつとして今回は、35カ国109名のアーティストの作品が集められ、KUMUエストニア国立美術館にて開催されました。
展覧会のタイトルは“For Love Not Money(お金ではなく愛のために)”。世界的な経済危機の中、現代アートや文化がこれまでとは違った見方を社会に提示することができるかが大きなテーマです。
日本からは、国内外で高い評価を受け、世界で活躍しているアーティストの会田誠氏が参加。日本の現代美術の中でも象徴的に、伝統的な技術と、現代の技術が相互に関係し合う会田氏の作品は、多くの観客の関心をあつめました。
また、本展に合わせて2009年の欧州文化首都、ヴィリニュス(リトアニア)にあるCAC(コンテンポラリー・アート・センター)でも、会田氏の大規模な個展が開かれました。
1965年新潟県生まれ。91年東京藝術大学大学院美術研究科修了。
絵画のみならず、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画、都市計画を手掛けるなど表現領域は多岐にわたる。歴史文化、サブカルチャーへの造詣が深く、アート界のみならず各界のクリエイターに影響を与えている。
ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に国内外で活動。最近の主な展覧会に「第17回シドニー・ビエンナーレ:THE BEAUTY OF DISTANCE: Songs of Survival in a Precarious Age」(シドニー、10年)、個展「絵バカ」(ミヅマアートギャラリー、東京、10年)、グループ展「Made in Popland」(国立現代美術館、ソウル、10年)。