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写真プロジェクト「日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥデイvol.13」撮影

秋田県
  • 第19回EU・ジャパンフェスト

欧州より写真家2名来日!秋田の「現在(いま)」を撮影!

本プロジェクト33番目となる自治体は秋田県。2011年の欧州文化首都開催国エストニアとフィンランドからの写真家2名が本プロジェクトに参加。エストニア人写真家クリスタ・モルダー氏は昨年12月~1月、そしてフィンランド人写真家カッレ・カタイラ氏は本年7月に来日し、撮影を行いました。滞在中は、秋田県大館市出身のアーティストたちによって自発的に立ち上げられ、地域住民とともに取り組むアートプロジェクト「ゼロダテ」の方々などのサポートを得ながら、県内のさまざまな地域を訪ね歩き、独自の視点で日本の「現在(いま)」を撮影。撮影された作品群は、写真集、及び欧州文化首都タリン2011、トゥルク2011における写真展にて公開予定です。秋田の風土、人間、文化に向けられたヨーロッパからの異なる視線が注がれた作品との出会いが、私たちが日常生活で見過ごしていたものに改めて向きあう機会になることを期待しています。

 

KKphoto.jpgカッレ・カタイラ(フィンランド)
撮影期間:2011年7月5日~21日

 1978年生まれ。フィンランド・ヘルシンキ在住。2010年、アールト大学芸術デザイン学校(ヘルシンキ)で修士を取得した。同年、各国から選出された若手写真家によるグループ展「reGeneration2」に参加。フィンランドの次世代を担う気鋭の写真家として注目を集めている。
カタイラは、現代における風景と人間の関係性をテーマにしている。自然を賛美し謳歌してきた人間が、近代以降、その破壊者となった事実は否定できない。しかし、彼の作品に登場する人物は、自然、または人間がつくり出してきた都市の中で、むしろ脆弱で孤独な存在のように見える。カタイラは、自然=善、人間=悪であるという安易な二項対立でとらえることはせず、両者から同じ距離を置く視点で、これから生み出すことができる風景と人間の新たな関係性を示唆している。

 

 

 1KristaM_byLilp.jpgクリスタ・モルダー(エストニア)
撮影期間:2010年12月15日~2011年1月10日
<*第18回EU・ジャパンフェストプログラムとして実施>

 1972年生まれ。エストニア・タリン在住。タルトゥ大学で地理学を、タルトゥ・アート・カレッジとウエストミンスター大学(ロンドン)で写真を学び、2006年にエストニア芸術大学で修士を取得。エストニア芸術写真家組合 (FOKU)の創立者のひとりであり、現在は、エストニア芸術大学で講師もつとめている。
 モルダーは、人と空間や場所との関係性に関心を寄せる。「Landmarks」(2006年)は、留学先のイギリスとエストニアを往復する中で、記憶、想い、印象や日常のささやかな出来事からインスパイアを受けて制作された。様々な場所と自分との位置関係、存在と不在の痕跡を辿るこの試みは、彼女の内界を丁寧に紡ぎだしながらも主観に偏りすぎない普遍性を保ち、高く評価された。モルダーの作品が示すのは、単なる記録や感情の発露ではなく、隠喩や寓意に満ちた映像言語としての写真の可能性である。

 
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http://eu-japanfest.org/n-japantoday/japantoday.html