| Niina Airaksinen Dance Productions | 欧州文化首都トゥルク2011 |
「CatB」公演(写真:LUFTZUG / Yutaka Endo)
「SOJIKU4」はニナ・アイラクシネン氏による、日本の美学や精神などについて探求するSOJIKUシリーズの4回目です。今回、アイラクシネン氏は、パフォーマンス・メディア・アーティストで振付家の石山雄三氏を招聘し、フィンランドと日本をそれぞれの文化的・主観的視点で見つめた二本立ての公演を実施するため、対となる作品を共同で制作しました。
SOJIKU4-eveningsは、日本の文化や技術に関する様々なレクチャーから始まり、その後アイラクシネン氏による 「Sansui- Flowing Stone」と石山氏による 「CatB」の2つのコンテンポラリーダンス公演が行われました。公演後には、SOJIKUのテーマとその印象についての公開討論も開催。休憩中には寿司、シャンパンや煎茶がふるまわれ、ロビーでは、アイラクシネン氏と石山氏の過去の作品の写真展示や、日本の陶芸や折り紙の販売が行われました。
日本・フィンランドチームはこのコラボレーション公演を実現させるため、約3ヶ月間にわたり共同制作を行ってきました。その過程は非常に実り多いものであり、観客や批評家からも熱心なコメントが寄せられました。今後、「CatB」と「Sansui」の日本を含めた世界各国のフェスティバルでの上演が期待されます。
サウンドやインスタレーション、そして身体の動きや映像を統合したパフォーマンスを、これまでも多数発表してきている。ダイナミックな作品は高く評価されており、フェスティバル "dance"(ミュンヘン)、KIASMA(ヘルシンキ)、"Julidans" フェスティバル(アムステルダム)等に招聘されている。2006 年にはアーティスト・コ レクティブ "Yuzo Ishiyama / A.P.I." を組織。さらに精力的に創作活動を続けている。
www.info-api.com
アイラクシネンはロンドンのコンテンポラリーダンススクール卒業後、コンテンポラリーダンスやミュージカ ル、そしてアルゼンチンタンゴのダンサーとして、フィンランド、イギリス、イタリア、ドイツそしてアメリカ 等で活動してきた。2006 年からは振付家として、その活動の力点を移している。非常に力強く、密に構成され たダイナミックな演出が特徴的。写真やビデオでの作品も生み出してきている。
www.niinaairaksinen.net/e/cv/index.htm
トゥルク(フィンランド)で国際的なコンテンポラリーダンス作品を制作し続けている。代表のアイラクシネンはダンスのみならず、写真やビデオでも「新しい世界」を創りだしている。2006-08 年、中世の音楽とコンテ ンポラリーダンスとの統合を試みた。2009-11 年は日本をテーマとした「SOJIKU」(4 パートより構成)を制作した。2012 年より、バイキングやその他の北欧の歴史をテーマとした作品を制作予定。