
阿賀野川を地図で辿ると、まるで植物の根か動物の血管のよう。川は大陸移動の小皺に湧いた水路(みずみち)でしかないが、イメージの龍をそこにみる。奇しくも東日本大震災が勃発し、人びとは龍の存在を感じ取る。人間は自然に含まれ、自然を畏敬しながら生かされており、創造性の根源もそこにある。
社会芸術では、人間生活と芸術創造の探求のひとつの手掛かりとして炭焼きをすすめています。これをベースにした本プロジェクトは、調布での「春の仙川アートフェア2011」。また、阿賀野川流域の三つのイベント「松浜地区 心意気ARTフェスタ」、「阿賀野RIVER龍神祭」、「里山アート展2011」。川越の蔵での「蔵と現代美術-響きあう空間」、及び呼友館での「CONTEMPORARY ART NOW -川越-」。そして、北浦和の「SMF回遊美術館」の七つへの参加を通し作品としてまとめます。また、社会芸術vol.2の出版を企画しており、本プロジェクトの記録と、根源にある創造力の在処を解明しています。
| 日程 | プログラム | 会場/地名 | 参加アーティスト |
|---|---|---|---|
| 2011年5月14日 | 春の仙川アートフェア 2011 | 仙川アヴェニュー、プラザ・ギャラリー(東京都調布市) | 吉川信雄、金原京子、衛守和佳子、小宮伸二、達川清、三木祥子、長谷川千賀子、 吉田富久一、クラウン・ミーナW.S.P. 加藤アキラ、他 ゲルの中での座談会ゲスト:江上弘 |
| 2011年9月4日~18日 | 松浜地区 心意気ARTフェスタ | 松浜本町商店街 界隈(新潟市北区) | 吉川信雄、三木祥子、金原京子、長谷川千賀子、吉田富久一、 安部大雅、加藤アキラ、小宮伸二、他 |
| 2011年9月11日 | 阿賀野RIVER龍神祭 2011 | 阿賀野川河川敷ふれあい公園(新潟県新潟市) | 長谷川千賀子、吉田富久一、 星野健司 |
| 2011年10月16日~11月9日 | 里山アート展 2011 | 新潟県阿賀町豊実田圃(新潟県豊実阿賀町) | 長谷川千賀子、安部大雅、吉田富久一、 他 |
| 2011年11月3日~23日 | 蔵と現代美術-響きあう空間 | 林屋川魚店、他 | 長谷川千賀子、吉田富久一、 他 |
| 2011年12月3日~2012年1月29日 | CONTEMPORARY ART NOW -川越- | 呼友館(埼玉県川越市) | 長谷川千賀子、吉田富久一 |
| 2011年12月3日~11日 | SMF 回遊美術館 | 北浦和西口北商店街(埼玉県さいたま市) | 吉川信雄、三木祥子、鈴木一、野口眞一郎、長谷川千賀子、吉田富久一 、他 |
| 日程 | プログラム | 会場/地名 | 参加アーティスト |
|---|---|---|---|
| 2011年3月27日 | 講演会「阿賀野RIVER龍神祭構想について」 | 新潟市濁川公民館(新潟県新潟市) | 吉田富久一 |
| 2011年9月3日 | ワークショップ「松浜の子どもたちと一緒にゲルを組立てよう」 | 新潟市北区松浜商店街 空地(新潟県新潟市) | 吉川信雄、三木祥子、金原京子、長谷川千賀子、吉田富久一 協力アーティスト:塚原美穂、ばぶさん |
| 2011年9月4日 | シンポジウム「大震災と創造活動」 | 新潟市北地区公民館ホール(新潟県新潟市) | 吉田富久一(社会芸術)、 津田大介(メディアジャーナリスト)、前山忠(造形作家) コーディネーター:星野健司(彫刻家) |
社会芸術は、芸術活動をまちづくり活動と結びつけ、2002の「社会芸術展THE市場」より開始。以来、2010年にまとめられた「自力更生車+α計画」まで一貫して芸術の社会貢献を目指してきた。造形芸術活動を手掛かりに、経済資本主義が衰退に向かう今、資本を「創造性ある信頼」に置き換えた社会の再構築(ソーシャルキャピタル)が求められる。活動の基地を持つよりも、活動の主体を明確にすることで、各地の活動と絡み人びと恊働しながら行動をとる。