"ハルコ"に扮したパルコキノシタ 長屋での展示
本展覧会は、クンストハーレ デュッセルドルフのディレクター、グレゴー・ヤンセン氏により、日本の現代美術の、これまであまり紹介されていない側面をドイツで展示したいという強い希望の結果実現しました。
昭和40年会は1994年から活動する日本人アーティストのグループで、中には国際的に活躍しているアーティストもおります。彼らの個展を海外の美術館で行うのははじめてのことでしたが、ドイツ在住の日本の方々を含む多くの方がいらっしゃいました。 メディアの反応も概ね好意的で、地元のテレビ番組にもとりあげられ、アーティストは多くの取材を受けました。
アーティストによるパフォーマンスやワークショップも大変好評を博しました。展示では、6人のアーティストそれぞれが個々の作品を展示し、全員の新作である"長屋"は、それぞれが4畳半の部屋をインストールしました。観客は、 廊下から最初の資料室を通り、それぞれの部屋に靴を脱いで上がることができ、縁台もあります。 バラエティに富んだ作品の数々で、アーティストが影響を受けたヨーゼフ・ボイスとの関連も考えながら鑑賞できる、とても楽しめる内容となりました。また、日本とドイツ/デュッセルドルフとの関係性も浮かびあがるような展覧会となりました。
1994年、アートフェアNICAF(現『アートフェア東京』の前身)会場で、若手アーティスト数名が雑談中、全員が昭和40年(1965年)生まれと判明。アーティストグループ「昭和40年会」が結成される。 各メンバーは個人として多方面で活躍する一方、ホームドラマ・ムービー『晴れたり曇ったり』(99年)や、全員が40歳を迎えた2005年に『40×40プロジェクト』として通年で展覧会、イベント他を敢行するなどグループならではの活動を展開。