EU・ジャパンフェスト日本委員会 活動報告 2020
 

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第28回EU・ジャパンフェスト支援プロジェクト (2020年1月~2021年3月)

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©Yasuko Fujino

タペストリー 2020 国際現代タペストリーシンポジウム・展覧会(オンライン)

タペストリーが織りなす伝統と創造性の未来

「Project Baa Baa」は、アイルランドの牧羊の文化、経済、環境への貢献と、それにまつわるアートや工芸、食料品など生活に根付いた伝統を見つめ直し、その多様性を紹介するプロジェクト。そのひとつとして、数千年の歴史を誇り、今なお現代のアーティスト達が新たな材料や手法をもって進化を続けているタペストリーに焦点が当てられました。展覧会「タペストリー20/20」では、世界各国の著名な現代タペストリー作家の作品群を紹介。42点もの作品が現地に到着していましたが、コロナ禍の影響により、作品数を限定させつつも会場のクレアガルウェイ城に見事な展示を制作しました。またシンポジウムには8名の現代作家が参加、「タペストリーとは何か?」の問いに向き合い、現代アートの文脈における創造的な表現方法としての未来について語りました。日本からは、京都市立芸術大学教授でアーティストの藤野靖子氏が参加。彼女の素晴らしい作品とタペストリーへのアプローチがひろく紹介されました。
今回は全てがオンラインによる実施となりましたが、会期途中で1000人以上を超える視聴数を記録し、通常の開催よりもさらに幅広い世界中の観客を獲得しました。この新たな成果は、今後開催される世界各国でのタペストリーの活動へと繋がっていくことでしょう。
メインプログラム

1) 国際現代タペストリーシンポジウム
日程:2020年10月31日
会場:オンライン
アーティスト:藤野靖子(京都市立芸術大学)

2) 国際現代タペストリー展覧会
日程:2020年11月28日~12月18日
会場:Claregalway Castle(アイルランド、ゴールウェイ)
*オンラインで公開
アーティスト:藤野靖子(京都市立芸術大学)





アイルランド、ゴールウェイ
芸術


RE COLLECTION, 2020
Wool, Silk, Cotton
200cm x width 300cm
©Makoto Yano




RE COLLECTION, 2020 (Close up 3)
Wool, Silk, Cotton
200cm x width 300cm
by Yasuko Fujino at International Contemporary Tapestry Exhibition at Claregalway Castle
©Makoto Yano


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