コラム
Column[#KeepgoingTOGETHER] Vol. 29 / ショートフィルム “The Act of Brething” オンライン配信
オンライン配信を実施しての所感
このショート映画はスポンサーであるハンガリーフィルムファンドとの協定で今までオンラインにあげることが禁止されていましたが、今回のCovid-19のフェステイバルへの影響により特別許可を得ることができました。一般では初めてオンラインで公開したので、どの様になるのか興味がありましたが、一般の観客に広めるには難しいものだと感じました。難しさの一つは、Covid-19 の影響のため、オンラインでアクセスできる作品が多くなったため、自分自身でも感じますが、見たいものすべてについて行けない、忘れてしまう、ことが多くあることだと思います。
オンライン配信で得た成果と課題
オンラインでビデオを公開するにあたって、こうすれば良かったな、と思ったことは、まずEU・ジャパンフェストのフェースブックやメールでご紹介いただいた時にすでにビデオがアクセスできる状態にあれば、視聴者からもっと簡単にアクセスいただけたのかなと思います。また三日間の配信をしましたが、少し短すぎる様にも感じました。また、個人のプラットフォームから配信しましたが、最近の映画祭が行う様に、映画であれば映画でまとめたプラットフォームから多くのアーティストの作品を観られる様にした方がより多くの人に観ていただける可能性があるのかな、とも考えました。
オンライン配信準備で苦労した点・工夫した点
上記に書きました様に、クオリティの高い、また普段アクセスできない映画やビデオなどをオンラインで観られる機会が多くなったため、どの様にそれを視聴者に良いタイミングで通知したら良いのか考えましたが、フェイスブックでイベントを作って、それに参加してもらうことで、自動的に視聴者個人のフェイスブックのカレンダーに配信の日時が書き込まれ、その日に参加者が通知される様にしました。またYouTubeやVimeoのリンクを送るのではなく、Vimeoのビデオを自分のウェブサイトに埋め込めることで、自分のサイトにある作品試作過程のブログなども観られる様にしました。
<プログラム>
ショートフィルム “The Act of Brething” オンライン配信
- 実施日:2020年5月19日~21日
- 内容:三日間のアニメーションショートフィルムオンライン配信
- 告知方法、使用した広報ツール:Facebook
- 使用した配信ツール:Vimeo
- 視聴者の反応を得るために工夫した点:
自分のウェブサイトにあげることで、作品の試作過程のブログも読める様にした。またフィエスブックではイベントを作った。 - 視聴者数:33