コラム
Column[#KeepgoingTOGETHER] vol. 39 Production process of “untitled”
1. オンライン配信を実施しての所感
今回オンライン配信した映像「Production process of “untitled”」は、3月に開催した個展で発表した絵画作品のメーキング映像です。しかし、新型コロナウイルスの影響で会期途中で中止となってしまいました。今回このオンライン配信での発表という形をとることで、結果的に多くの方々にご覧いただくことができ、日本各地の方、更には欧州をはじめ海外の方にも届けることができました。オンライン配信の使い方の新たな可能性も感じられました。
2.オンライン配信で得た成果と課題
自身のウェブサイトに専用ページを作成し公開したことにより、他の作品ページにも多数のアクセスがありました。今回の配信により、私の作品を広く知ってもらう機会になったと思います。また、EU-Japan Fest様の広報のおかげでプロジェクト開始後SNSのフォロワーが少しずつ増えいます。課題としては、配信期間中にもっと生の反応を得ることができたらよかったと思いました。今後配信する際は、コメント機能や、リアクションを行える機能を組み込み、閲覧者に何かしらのアクションをしてもらう⼯夫をしたいと思います。
3. 今後のご活動におけるオンライン配信の活用や展開について
これまで展覧会を行った際、広報・記録は主にDMやパンフレット、カタログなど、紙媒体を中心に用意していたのですが、今回のプロジェクトを通じ、オンライン配信の重要性と可能性に気づかされました。今回新型コロナウイルスの影響で展覧会が途中で中止となりましたが、いつどのようなことが起こっても、多くの人に展覧会の様子、また作品を伝えることができるよう、今後はウェブサイトをより強化し、オンライン配信を積極的に活用したいと思います。
<配信プログラム>
Production process of “untitled”
- 実施日:2020年5月28日~6月8日
- 内容:2020年3⽉7⽇(土)から開催された企画展「現代アートを解剖する Vol.1 武田浩志」で発表した絵画作品のメーキング映像の配信。
- 告知方法、使用した広報ツール:Twitter
- 使用した配信ツール:Vimeo
- 視聴者の反応を得るために工夫した点:ハッシュタグを多数使用しました。
- 視聴者数:113