[オンライン活動資金支援プログラム#KeepgoingTOGETHER第2弾]影絵女子 Live ~Pray for the World~

飯田周一|有限会社劇団かかし座 企画営業部
    1. オンライン配信準備に要した時間、人数、環境

      ●稽古時間:1週間
      ●人数:キャスト5名、照明スタッフ2名、音響スタッフ2名、撮影スタッフ1名、配信スタッフ1名、マネージャー1名
      ●環境:インターネット接続環境、会場スタジオ、照明/音響/撮影機材一式、配信用PC

    2. オンライン配信準備で苦労した点・工夫した点

      ●苦労した点:配信インフラの整備。カメラ、PC、インターネット環境については周辺ケーブルなどを一揃え準備。配信テストは毎回ランスルーをする必要がありました。

      照明機材はあまり問題はなかったものの、音響についてはプロのオペレーターを手配し、プランも立てていただきました。

      ●工夫した点:ライブ配信開始と終了のタイミング。パネルを置いたり、プロジェクションしたりして、画面の前で待っていただく視聴者の皆さんへの配慮をしました。

      あまり長い配信だと、視聴の量は少なくなります。通常の作品よりも短めに設定して、手軽に楽しめる量にしました。もともと劇団のyoutube公式チャンネルは、顧客向けに作品をプロモーションする場としての度合いが大きかったのですが、今回を機に、映像コンテンツとしても楽しめるものを随時配信していく予定です。

    3. 通常の配信やアーカイブ作成と変えた点、工夫した点

      3月から、スタジオライブを4演目7ステージ実施。その中での工夫点をいくつか記入。

      第1回目はWi-Fiを使用してのライブストリーミングだったが、通信状況が不安定で何度か動画が停止してしまった。それを踏まえて有線に変更。2回目以降は問題なく配信を行えるようになる。野外ライブの配信では、ポケットWi-Fiを使用。無線での接続だったが概ね安定した配信を行えた。

      また、観劇時間の調整も気を配った。学校が臨時休校になったため、子どもが見やすい時間帯、昼の時間帯の前後11時と14時台にライブ配信。この時間帯の設定については視聴者のカテゴリについては重要です。

      また、見逃した方のためにアーカイブ期間限定ということでチャンネル内に動画を残しています。

      今回の工夫点としては、子ども向けではなく、大人向けとしての配信として(当初は)計画。配信時間も21時とした。海外向けの配信であったため、字幕用のプロジェクターを用意。キャストにも英語でのコメントを追加してもらった。SNS等にも英語でのテキストで配信のプロモーションを入れた。EU・ジャパンフェスト日本委員会のSNSでも宣伝して頂き、海外の顧客にもお楽しみいただけた。

<ライブ配信プログラム>


●実施日:2020年4月11日(土) 21:00-21:30
●タイトル:影絵女子 Live ~Pray for the World~
●内容 :手影絵を使ったオリジナルパフォーマンス
●告知方法、使用した広報ツール:Facebook, Twitter, Instagram, company website, mail, news release
●使用した配信ツール:  Youtube
●視聴者の反応を得るために工夫した点:  Youtubeのチャット機能をONにして、リアルタイムでの反応が可能なようにした。事前に各SNSでの告知も増やし、それぞれにコメントを頂けるよう促した。
●視聴者数(総合計): 140名