舞台作品『空谷の跫音』
制約のなかで生み出される、新たな協働の形と創造性
ベルリンを拠点に活動するアーティスト菅原圭輔氏が脚本・演出を手掛けた、ダンス・演劇・音楽のコラボレーション舞台作品『空谷の跫音』。物理的な他者との交流が制限された2020年に創作された、菅原氏とクリスティーナ・ディケア氏のパフォーマンスプロジェクト「mellem to」の2つ目の作品『Lige så stille…』のスピンオフである本作は、言葉と身体、音楽とデザインされた光が、観客自身をその作品舞台に引きこみ、自由な発想で解釈ができるように制作されました。日本公演に先立って予定されていた欧州での公演中止や、渡航制限による出演者の変更などの課題に直面しながらも、新たにダンサーを加えて作品を構築し、ライブストリーミングにも挑戦。会場である神楽坂セッションハウスを超えて、国内外の人に作品を届けました。また、欧州で目にした個人事業主や小売店への支援にインスピレーションを受け、プロジェクトのためのクラウド・ファンディングでは、日本国内の個人事業主と協働するなど、今できることに軸をおいて活動を続けてきた菅原氏。欧州と日本、双方での今後の活躍に期待が高まります。
メインプログラム
日程: 2021年10月23日~2021年10月24日
会場: 神楽坂セッションハウス(東京都新宿区)
アーティスト:
菅原圭輔、土屋良太、
高瑞貴、MAKOTO SAKAMOTO
関連プログラム
アフタートーク
日程: 2021年10月23日~2021年10月23日
会場: 神楽坂セッションハウス(東京都新宿区)
アーティスト:
菅原圭輔、土屋良太