#MeetArtist! ビルギット・クラスゴー ビジュアル・インスタレーション「The Mountain of Sadness: Return of The Souls in 津軽展」
デンマークのビジュアルアーティスト、ビルギット・クラスゴーさんによる 「The Mountain of Sadness: Return of The Souls」は、青森県の活火山・恐山にインスパイアされたビジュアル・インスタレーションです。生と死後の世界を探求し、日本の「死は新たな始まりである」という観念を含むこの作品は、2016年から2020年に亡くなるまで共同制作をしていた舞踏家、鶴山欣也さんへのオマージュとしても制作されました。
「血の池」「魂の川」「天の湖」などの壮大な景観にインスパイアされたビジュアルとドラマツルギーが展開され、フィルム、デジタル映像、光の効果、音、匂いが組み合わさった「地獄の源」「天国の湖」「慈悲の女神」を表す3つ のタブローで構成されています。
クラスゴーさんはアラブ、インド、中国、日本など、重要な世界の文化的アイコンやメタファーを題材にした、映画とアートのクロスメディアプロジェクト「The VERDENSRUMシリーズ」を展開。デンマーク芸術財団の支援を受け、これまでにデンマーク、ドイツ、日本で作品を発表しています。
The Mountain of Sadness: Return of The Souls in 津軽展(「第三回・津軽のArtをお寺から」参加作品)
期間: 2024年9月1日(日)〜11月4日(月) 9:00〜16:00
会場: 西の高野山・弘法寺 https://nishinokouyasan.com/
関連プログラム:パフォーマンス「舞踏Butoh・祈りのかたち・魂との再会と融合」
日時: 2024年9月22日(日)
アーティスト: 福士正一