オンライン配信Q&A
当委員会のオンライン活動資金支援プログラム #KeepgoingTOGETHER の取り組み、
そして配信後のアーティストの皆さまよりお寄せいただいた配信レポートから、さまざまなことがわかって参りました。
これからの配信を考えている皆様とちょっとしたノウハウ等を共有したく、Q&A形式でまとめました!
ご活用いただけましたら幸いです。
Q:より多くの人に見てもらうために、ライブ配信でできる工夫って?
A:最低限YouTubeチャンネルやVimeoのアーティストページ、ウェブサイト等、ライブ配信を行うプラットフォームを決定しておくことで、宣伝がしやすくなります!
また、YouTubeには動画の公開、ライブ配信にいくつか方法があり、動画の「公開予約」「プレミア公開」、ライブ配信をイベントとして「予約配信」の設定をすれば、配信当日よりも前に動画自体のURLを取得することが可能です。
<参考>
「公開予約」https://ytmaster.com/vsetting-koukaitime/1521/#i-8
「プレミア公開」https://creatoracademy.youtube.com/page/lesson/hype-with-premieres_set-up_series
「予約配信」https://nodatakeo.com/archives/2244
※プレミア公開は、ライブ配信ではなく動画の公開の機能です。
通常の公開と違う点は、ライブ配信と同様に動画公開時にチャット機能が利用できることです。
Q:事前に配信用のURLを準備したり、動画がアップロードできるかを自分たちで確認したりするには?
A:YouTubeであれば、上記の公開・配信予約やプレミア公開での機能で事前にURLを準備することができます。また動画の確認用には「非公開設定」か「限定公開」のプライバシー設定で動画をアップロードして確認ができます。「非公開設定」で動画を準備しておき、先にURLを周知しておいて、任意の日時に「公開」する、というのも作戦ですね!
一方、Vimeoには予約投稿の機能はありませんが、YouTubeよりも細かくプライバシー設定を調整することができます。例えば、事前のURL取得や確認のためにはVimeoのパスワードを持ってる人への公開でアップロードし、任意の日時に設定を変更して「全員」に公開することもできます。
<参考>
YouTubeの動画プライバシー設定:
https://support.google.com/youtube/answer/157177?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja
Vimeoのプライバシー設定:https://www.asobou.co.jp/blog/life/vimeo
Q:ライブ配信が突然切断されてしまった、という話を聞いたけれど、何か対策はできる?
A:テストで行った「限定公開」での配信などでは問題ないけれど、衣装や演出の都合で不安がある場合には、
実際の配信も「限定公開」で実施するのは一つの対策となるかもしれません。
YouTubeのライブ配信の場合、「限定公開」はリンクを知っている人だけが見られる動画のことですが、ウェブサイト等での埋め込みやTwitter等でのシェアは可能であるため、ライブ配信の予約設定等を行い、事前にURLを徹底して告知しておくことで対応が可能な方法になります。
Q:準備は進んでいるけれど、トラブルかないか不安・・・
A:トラブルがないのが一番ですが、トラブルが起きてしまったとき、スムーズに配信がはじめられなかった時にどんな方法で視聴者にアナウンスを流すのか、手段を決めておきましょう。配信URLを発表したSNSなどで、現状をお知らせすることで、視聴者はトラブル解消を待つことができます。
Q:告知用に動画や告知投稿のURLを取得したいけど、いつも長いURLになってしまう。
A:YouTubeの動画でもVimeoの動画でも、動画を再生しているときにブラウザの窓に表示されるURLでなく、動画右下の「共有」ボタンからURLを取得すると、短いものが取得できます!
Facebookの投稿をTwitterやメールで共有する場合、スマホアプリではリンクのコピー、ウェブ版では投稿右上ボタンから、「埋め込み」→「詳細設定」を利用すると最短のURLを取得することが可能です。
Q:Facebookのイベントページでオンライン・イベントを選択。「Live Video by(主催者のFBページ名)」と表示されているけれど、配信を始めたら自動的にライブが配信されるの?
A:「Live Video by(主催者のFBページ名)」と表示されるイベントページを作成した場合、主催者ページのメインでライブ配信をイベント時間に開始しても、イベントページでは「ライブ動画はまだ開始されていません」と表示されてしまいます!
イベントページで配信を開始すると、イベントページとメインページの両方にライブ動画が表示されます。しかし、ここにも注意点が。イベントページから配信したライブ動画は、配信後に「シェア」の機能が消えてしまいます。
対策としては、イベントページを活用する場合にも、メインページで配信を開始し、その旨をイベントページで周知、配信開始時に「配信開始のお知らせ」としてライブ投稿をイベントページにてシェアする方法です。そうすることで、イベントページで投稿の通知を受けた人もライブ配信を見ることができます!
また、Facebookのライブ配信URLをTwitterで共有すると、Twitter上での再生が可能になります。
なお、オンライン・イベントのイベントページで、Facebookページ以外のURLを入力している場合には開始時刻の前後から「参加する」というボタンが表示され、設定しておいた配信ページ(URL)に誘導することが可能です。
Q:マイクを2つ(以上)使うのだけれど、注意したほうが良いことは?
A:演奏/演技用のマイクとMC用のマイクを分けて使用する場合には、切り替えのタイミングを事前に確認しておくことが大事です。マイクが切り替わった時、切り替えてもらう時の合図を決めておくとスムーズです。
Q:ライブ配信後、少しトラブルがあったので編集したいけれど、注意することはある?
A:ライブ配信動画の編集を行ってしまうと、配信中にリアルタイムでついたチャットが消えてしまいます!
参考:http://sattee.com/2019/09/16/live4/
チャットを残したい場合には、ライブ版としてもとの動画を残し、アーカイヴ版として編集した動画をアップロードするのがおすすめです。
また、配信後に演目ごとに目次を作成することも可能です!
下記のページをご参照ください。
[参考]https://www.iscle.com/web-it/g-drive/youtube/youtube-index-link.html
Q:ライブ配信動画としては全て残したいけど、ウェブサイトやSNSで紹介するときに冒頭部分を早送りしたりする手間を省きたい。
A:共有時に動画内の時間指定をすることが可能です!冒頭だけ飛ばしたいときや、後半の部分に注目してもらうために投稿を作成するときには下記のページをご参照ください。
[参考]https://aprico-media.com/posts/998
[参考]https://delaymania.com/201706/webservice/youtube/youtube-start/
Q:配信にかかわる人数が少なくて、各SNSでの事前広報や直前の案内が間に合わないかも・・・
A:TwitterやFacebookはHootsuiteなどのSNSマネジメントツールを使用することで時間指定の投稿が可能です!
参考:https://tokoaruga.com/marketing-socialmedia-hootsuite-basic/
また、Facebookでオフィシャル・ページを作成している場合には、ページの管理者として「投稿ツール」から日時指定の投稿を作成することができます。
そして、Twitterをウェブブラウザから使用する場合には、公式の予約投稿機能が搭載されました!
Q:最近なんでもない投稿でもTwitterで「センシティブな内容が含まれている可能性のあるメディアです」というのをよく見かけるけれど、自分のものは大丈夫だろうか?
A:Twitterはこの1か月くらいで、意図していない画像、風景写真等も含めて「センシティブな画像」として
表示になってしまう事象が発生しているようです。ライブ配信の告知や配信動画そのものが非表示になってしまうこともあるため、第3者に確認をしてもらい、非表示設定となってしまっている場合には、下記の手順で解除をお試しください。
1:アカウントの設定
2:「セキュリティとプライバシー」
3:セキュリティの箇所「ツイートするメディアをセンシティブな内容を含むものとして設定する」がONになっていないか確認。ONになっていればOFF。