欧州文化首都ザルツカンマーグート2024（オーストリア）への招聘が決定しているアーティスト山本基氏の個展が瀬戸内市立美術館で開催されます！作品作りに塩を使用している山本氏。特別な想いをこめて制作される、優美で壮大なインスタレーションを、ぜひご覧ください！

★アーティストからのメッセージ★
今回は桜モチーフにしたインスタレーションを制作します。桜をかたどった塩の花びらを十数万枚、床に散りばめる作品です。
タイトルに選んだ「さくらしべふる」（桜蕊降る）は、晩春を表す俳句の季語です。赤紫色の蕊が降る時は、花の季節が去り、多くの人にとっては桜に対する興味を失うときでもありますが、次に訪れる新緑や盛夏に思いを馳せる、小さな気づきを与えてくれる時間とも言えるでしょう。
私は満開の桜を思いながら長い時間を掛けて塩の花びらを重ね、数え切れない花びらを生み出した桜の木、太く幹やしなやかな枝、力強い根に思いを馳せたい。大切な思い出をもう一度心に刻み込みたいと思っています。

さくらしべふるー山本基展

日程：2021年3月9日～5月5日
会場：瀬戸内市立美術館
【詳細】http://www.city.setouchi.lg.jp/museum/
Meet Up ECoC!プロフィール：https://eu-japanfest.org/meet-up/artist/profile/368