#MeetArtist: Takashi Sonoda exhibition “Meanwhile” in Kiel, Germany
ドイツを拠点に活動する日本人アーティスト・園田昂史氏とヤーコプ・ブラウネ氏による2人展「Meanwhile」が、ドイツ・キールのGallery Cube +にて開催中。ぜひお運びください!
園田昂史 ヤーコプ・ブラウネ 2人展「Meanwhile」
会期:2021年8月26日ー10月2日
Gallery Cube+(Kiel): https://www.gallery-cubeplus.com/
★アーティストより★
ギャラリーキューブでの展示の招聘。
Jakob Brauneとの二人展。
7月初旬から約1ヶ月半のキールでの滞在制作を行った。一緒に展示をするヤーコプとは滞在期間中に何度か会って話す機会を設け、本展覧会に向けてお互いの方針を共有しながら制作を進めることができた。本展覧会ではそれらの3つの新作を展示予定。
キールでの滞在を通して私は3つの気になる出来事にフォーカスした。浜辺で下を向いて歩く人達(化石や琥珀を探すため)。街中で私たちを観察しているカモメ(食べ物を奪うため)そして海浜植物である海草の性質。
これらは対象を観察し、相手の隙を窺うという点で共通していた。
ギャラリストによる展覧会概要(翻訳):
人生において、私たち人間は常に自分自身を実現しようとしています。失われた未知のものへの憧れが私たちを突き動かす。瞬間に留まらず、探し続ける。落ち着きなく、どこまでも思考を巡らせている。家では座って、遠くの想像上の場所への夢を見ている。私たちは、自分自身や身の回りのものを飾ることで、それらを再構築しようとします。そうすることで、お互いを観察し、自分と世界や自然との関係を考えるのです。海辺を歩けば、浜辺を見下ろして何千もの砂粒の中から探し、街中を歩けば、雑踏やコンクリートの中から探します。その過程で、私たちは身の回りの多くのものに気づかない。私たちが注意を払って通り過ぎるものは、私たちとは何の関係もないように見えます。しかし、私たちの周りにあるすべてのものが何かを探していることには気づきません。生き物、自然、動物、私たちは皆、お互いに関連し、依存しています。
ヤコブ・ブラウネと園田昂史は、港町キールを舞台に、ビデオパフォーマンスや空間インスタレーション、ドローイング、さまざまな素材や芸術的な表現方法を用いて、自分たちが見たもの、聞いたもの、感じたものを発表しました。
園田昂史/Takashi Sonoda: https://eu-japanfest.org/meet-up/artist/profile/553